

最初に姫松が描かれたとき、学年構成に疑問符がついた人が多いと思う。
1年・上重漫 2年・末原恭子 3年・愛宕洋榎感覚的にこんな感じのはず。
こうなってしまった原因は、もちろん末原先輩の愛宕ネキに対する"
敬語"にある。
なぜ彼女は"
タメ"の愛宕ネキに敬語を使っているのか。
このポイントを読み解くことによって名門姫松高校麻雀部の全体像に迫れるのである。

かなり盛況っぽい部室内。
名門の名に恥じない規模だろう。
てか中央奥で左向きに座ってる子が
超カワイイ。姫松のふいんきにそぐわないふわふわロングの美少女!
末原先輩、先鋒の使えん不発弾と今すぐ交代させるんや!!レギュラー争いもかなり熾烈っぽい。のよーが後輩っぽい卓を指導してるような光景がなんかイイです。
さて、この名門のトップに君臨する部長、いや、姫松の形態でいうところの"主将"を務めるのは、言うまでもなく我らが希望の星、愛宕洋榎である。

今から考えると想像も出来ないが、ちゃんと主将としてぺっこりんもできるえらい子である。
しかしご存知の通り、この姫松の屋台骨を支える、というか完全に実権を握っているのは愛宕ネキじゃなく
末原恭子なのである。
情報収集、牌譜の研究、対戦校の対策、作戦立案、人選からオーダーまで何でもこなす超優秀な参謀。
愛宕ネキからの信頼も篤く、麻雀の実力もおそらく主将に次ぐナンバー2なのだろう。
そんな有能な末原先輩が愛宕ネキに敬語を使う理由とは……?
洋榎「雀卓にも穴はあるんだよな……」 1 : にわか名無しさん : 2012/10/17(水) 03:34:33.-4 ID:NiwaSaki0
洋榎「…………」ゴクリ
恭子「やめんかい!」
恭子「ていうかナニをどうするつもりやねん」
洋榎「心の百点棒がボルケーノしとるねん」
恭子「どうせやったら万点棒にしときぃや……ってそんなことはどうでもええねん」
恭子「ええか洋榎。あんたは明日から姫松の主将になるねんからもっと威厳っちゅうもんを持たなあかんで」
洋榎「イヤやーー。うちそんなめんどくさいことしたないっ」
洋榎「どう考えたって主将は恭子やろー。部のみんなもそう思っとるで」
恭子「いーや。誰が見ても主将はあんたや」
恭子「一番強いやつがトップに立つ。これが名門姫松の昔から続く伝統や」
恭子「悔しいけど、私は勝たれんかった。うちで一番強いんは洋榎や」
洋榎「フフン。まあなぁ~、うちに勝とうなど100年早――」
(スパーン)
恭子「調子乗んなや?」
洋榎(カタカタ)
2 : にわか名無しさん : 2012/10/17(水) 13:34:33.-4 ID:NiwaSaki0
恭子「私は今まで通りやれることは全部やっていくし、あんたはデーンと構えとったらええねん」
洋榎「名前だけの主将やなぁ。部のみんなかて、あんたの言うことは聞いてもうちの言うことは聞かんで」
恭子「そんな心配せんでええ。あんたが一番強いことはみんなわかっとるんや」
洋榎「でも主将って中堅固定やろ?」
恭子「それが伝統やからな」
洋榎「繋ぎのポジションやん。弱い相手ばっかり。雑魚狩りのヒロエとか言われたらうちショックやわー」
恭子「自信過剰すぎてむかつくけど逆に頼もしいわ」
洋榎「やっぱり主将なんかイヤやー。雀卓の穴入るぅー!」
恭子「その穴の中にナニがあるっちゅうねん!?」
3 : にわか名無しさん : 2012/10/17(水) 23:34:33.-4 ID:NiwaSaki0
洋榎「ヨッシャー! 今日も練習やでぇ~~~」
部員A「洋榎ちゃんおはよー。今日もタレ目やなぁ」
洋榎「でっかいお世話や!」
部員B「愛宕先輩、そこ掃除したばっかやから座らんといて」
洋榎「おお、すまんすまん」
部員C「洋榎さん、そこに手ぇつかんとってください。机が汚れます」
洋榎「え、えぇ? 机のほうが……? うん、ごめんな……」
由子「ヒロポンおはようなのよー」
洋榎「おはようさん!」
部員B「愛宕先輩、その席も掃除したばっかやから座ったらあかんで」
洋榎「どんだけ掃除好きやねん! ていうか掃除したんやったら座ってええやろ!」
部員B「愛宕先輩が座った後は油汚れがひどいねん」
洋榎「いくらうちがからあげ好きやからって、ケツにまで油染み出ぇへんわ! キッチン回りみたいに言うな!!」
部員C「洋榎さん、牌握らんとってください。指紋つきます」
洋榎「ついたってええやん! それが自然やん! 鷲○麻雀みたいに手袋せえ言うんか!」
部員C「どうせ昨日もからあげ食べたんでしょ? 襟にレモン汁ついてますよ」
洋榎「ははーん。残念でしたーーー。うちはからあげにレモンつけない派でしたーーーー」
部員B「やっぱり食べとるんやん」
洋榎「…………ぐぬぬ」
4 : にわか名無しさん : 2012/10/17(水) 33:04:33.04 ID:NiwaSaki0
絹恵「おはようございまーす。みんな来るん早いなぁ」
部員C「き、絹恵ちゃん!? 絹恵ちゃんキタ!? 絹恵ちゃんおはようっっ!!!」
絹恵「あ、お姉ちゃん。待っとってって言うたのに先行くなんてひどいやん」
洋榎「そ、そうや。絹も昨日いっしょにからあげ食べたけど、絹も牌触ったらあかんっちゅうんか!?」
部員C「天使の絹恵ちゃんがくっそ汚い脂質なんか分泌するわけないでしょ。ほら、絹恵ちゃん! こっちの席空いとるよ!?」
洋榎「こいつガチ百合かっ!?」
部員B「もーーー、愛宕先輩うるさいし汚れるし油ギッシュでレズ臭いし、あっちいってー」
部員C「そしてそのまま二度と帰って来んでええですよ」
洋榎「主将を追い出そうとすんなや!」
洋榎「ていうか、キタナないし油染みてへんしレズ臭くもないわ! めっちゃフローラルやっちゅうねん」
部員A「洋榎ちゃん、怒ってばっかやとタレ目が余計にタレるでぇ」
洋榎「これ以上タレるかー!」
洋榎「タレるどころか、逆に吊り上がるわ!」
洋榎「…………うち今、うまいこと言うたんちゃう?」
部員A「あ、漫ちゃんおはよー」
洋榎「聞けやーーーーーー!!」
キャッキャ キャッキャ
5 : にわか名無しさん : 2012/10/17(水) 46:49:25.25 ID:NiwaSaki0
恭子「こらぁーーーーー!! マジメにやらんかいっ!」
一同&洋榎(……………………)シーン
恭子「あんたら主将になんちゅうクチ聞いとるんや!」
恭子「ええか、愛宕洋榎は主将やねんで! 私らの中で一番えらいんや!」
恭子「仲良くするんはええけど、後輩は言葉遣いに気ぃつけなあかんやろ!」
洋榎「きょ、恭子……いつものノリやねんからそんな厳しせんでも……」
恭子「主将は黙っといてください。部の根幹に関わる問題なんです」
洋榎「は、はい……」
一同(弱ェ!)
恭子「ええかあんたら! 姫松は強いやつが一番偉いんや。そのへん肝に命じとくように!」
一同&洋榎「はい!」
恭子「これからもがんばって強なっていくんや!」
一同&洋榎「はい!」
一同&洋榎(どう考えても末原先輩(恭子)が一番偉い件…………)
6 : にわか名無しさん : 2012/10/17(水) :59:63.00 ID:NiwaSaki0
漫「またラスやぁ……」
部員A「漫ちゃんはほんまドンくさいなぁ。連荘狙いでもリーチかけるときはかけなナメられるでー」
恭子「今の待ち、狙いはよかったで。もっと自信持って打っていったら大丈夫や」
漫「は、はい……!」
洋榎「よっしゃー! 最後キッチリまくったでぇ」
部員C「ほげええええええええ」
俺「なんてことだ……なんてことだ……」
洋榎「ええかあんたら。今度からうちのことは『ミナミのマクリマ・クリスティー』って呼ぶように!」キリッ
部員B「それめっちゃダサイですよ……」
恭子「主将、次こっちの卓でお願いできますか」
洋榎「ほいほ~い♪」
恭子「惜しかったなぁ。でもま、これも麻雀や。今の打ち方でええからメゲんとそのまま突っ走ったらええ」
部員C「はい! がんばります!」
由子「私もトップなのよー。八っちゃんつぎ私どうするー?」
恭子「ゆーこは一回抜けて。そっち、絹ちゃんの卓を見たってーな」
由子「コリンズちゃんのとこやね。おまかせよー」
絹恵「あ、お願いします」
絹恵「……真瀬先輩のオリジナルあだ名はなんか独特ですよね」
由子「みんなも使ってほしいのよー」
一同(意味わからんし、絶対イヤ……)
7 : にわか名無しさん : 2012/10/17(水) :88:64.00 ID:NiwaSaki0
恭子「主将、来週の練習試合は三箇牧に来てもらお思っとるんですけど、どうですか?」
洋榎「憩んとこかー。おもろそうやなー」
恭子「ほな代行に頼んで連絡してもらいます」
洋榎「オー憩!(OK)」
恭子「……主将、同じ発音のダジャレは口ではわかりづらいです」
洋榎「その返しは期待してへんで」
洋榎「……ていうかさー、恭子。うちなんかあんた怒らすことしてもうたか?」
恭子「なんのことですか?」
洋榎「それ! その言葉遣い!」
恭子「……そういう意味ですか」
洋榎「いっきなりよそよそしい感じなっておかしいやん。やっぱりうちみたいなんが主将やっとるんが気に入らんのか!?」
恭子「そんなわけないでしょ」
洋榎「タイミング的にそれしかないやん! 頼むから元に戻ってぇな!」
恭子「……主将はほんまにアホですね」
洋榎「……しみじみ言われたら超傷つくで」
恭子「ふふっ、アホやからアホ言うてるんです」
洋榎「(笑とるで……)」
8 : にわか名無しさん : 2012/10/17(水) :89:72.00 ID:NiwaSaki0
恭子「主将、手を出してください。そう……甲を上に向けて」
洋榎「こ、根性焼きでもするつもり!?」
恭子「うふふっ…………ある意味正解です」
洋榎「ええええぇ、ちょっとちょっと。なんでしゃがむん!? なあって!」
恭子「ほら、じっとしてください」
洋榎「うわーーーー」
(チュッ)
洋榎「……………………へ?」
恭子「忠誠の証の根性焼きです」
洋榎「…………え? え?」
恭子「ははは……我ながらちょっとカッコつけすぎましたね」カーッ
洋榎「」
恭子「つ、つまりそういうことです! ほな先戻ってますんで!」タタタッ
洋榎「……………………」
洋榎「……………………」
洋榎「……………………」
洋榎「ほげええええええええええええええええええええええええええええええ」
俺「なんてことだ……なんてことだ……」
9 : にわか名無しさん : 2012/10/17(水) :99:81.00 ID:NiwaSaki0
洋榎「ということなんやけど……」(忠誠の証は省略して説明中)
由子「わー」
洋榎「結局どういう意味なんコレ!」
由子「私もヒロポンはアホだと思うのよー」
洋榎「またそれか!」
由子「八っちゃんは体育会系なとこあるしね。縦の関係に厳しいのよー」
洋榎「体育会系というか、筋モンみたいやしな」
由子「上を立てる。つまり自分がへりくだることでヒロポンを立ててるのよー」
洋榎「やっぱりそういうことなんかぁ……なんも敬語まで使うことあらへんやろ……」
由子「こないだ言葉遣いのことで注意してたし、有言実行の女やね八っちゃんは」
由子「ちゃんと筋を通すところがカッコいいのよー」
洋榎「うちは寂しいわぁ……」
由子「大人以外、生徒で敬語を使うのはヒロポンに対してだけやし、ひとりだけ特別扱いやから優越感を持てばいいのよー」
洋榎「そんなもんかなぁ……」
由子「主将として頼りないからこういうことになるのよー。八っちゃんの期待に応えれるように、ヒロポンこれからもっとがんばらんとね!」
洋榎「!!??」
洋榎「そっか、期待されとるんかうち……」
洋榎「期待には応えんとあかんな! なんといってもうちはミナミのマクリマ・クリトリ――」
(スパーン)
由子「それ以上いけないのよっ」
由子「下ネタで始まって下ネタで終わる最低のSSだったのよー」
(あ)カンッ!
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こんな感じの日常が姫松で営まれていると思われます!!(キリッ
姫松最高や!
あと先日、愛宕ネキに対して
ちんちくりんとの暴言があった庭取ですが、よく見てみるとそれが間違いだったことがわかりました。

なんとレギュラーの中では絹ちゃんの次に背が高いことが判明。
つまり姫松はロリコンの楽園だったんだよッ!!(ナ、ナンダッテー

衣たんは今日もボクを優しく出迎えてくれる……。
ああぁ、なんて素晴らしいんだロリの世界は……。


衣たん、かくれんぼしようよ
衣たん、鬼ごっこしようよ
ボクが鬼になるから、数えてる間に逃げてね
ころたんイェイ~♪
ころたんイェイ~♪
ころたんイェイ~♪
ころたんイェイ~♪
ころたんイェイ~♪
ころたんイェイ~♪
ロリコン最高イェイ~ 小学生最高イェイ~
つるぺた最高イェイ~ ぷにぷに最高イェイ~
ロリコン最高イェイ~ 小学生最高イェイ~
つるぺた最高イェイ~ ぷにぷに最高イェイ~
ババァとかいらない 年増は引っ込めイェイ~♪
ババァとかいらない 年増は引っ込めイェイ~♪
ババァとかいらない 年増は引っ込めイェイ~♪
ババァとかいらない 年増は引っ込めイェイ~♪
ババァとかいらない 年増は引っ込めイェイ~♪
ババァとかいらない 年増は引っ込めイェイ~♪
…………
……
…
は…!?え!?見…てる? 霞さんが僕を見てる?
こ、これは…………
……………………
…………
……
ば、ババァ最高イェイ~ 大人の魅力イェイ~♪
熟女大好きイェイ~ 垂れ乳最高イェイ~♪
ババァ最高イェイ~ 大人の魅力イェイ~♪
熟女大好きイェイ~ 垂れ乳最高イェイ~♪
ババァ最高イェイ~ 大人の魅力イェイ~♪
熟女大好きイェイ~ 垂れ乳最高イェイ~♪
ババァさいk――――――――
がはッ…!?…………か、カスミサン ハ ロリコンイェイ~~
ジュウナナ サイ ハ ロリコン イェイ~~~
カスミサン ハ ロリコンイェイ~~
ジュウナナ サイ ハ ロリコン イェイ~~~
…………ガクッ
おまけ
10 : にわか名無しさん : 2012/10/17(水) :99:99.99 ID:NiwaSaki0
恭子「つ、つまりそういうことです! ほな先戻ってますんで!」タタタッ
――物陰
郁乃「末原ちゃん、これは教育やろなあ……」ゴゴゴ
絹恵「お姉ちゃん、お姉ちゃん、お姉ちゃん、お姉ちゃん…………」ゴゴゴ
――さらに奥の物陰
部員C「絹恵ちゃん………絹恵ちゃん、絹恵ちゃん、絹恵ちゃん……」ゴゴゴゴゴゴ
俺「衣ちゃん、衣ちゃん、衣ちゃん、衣ちゃん…………」ハァハァ
――全然関係ないナゴヤドーム
吉見「なんてことだ……なんてことだ……」
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あ、このSS、まとめ掲載おkですよ?(ゲス顔)
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