
※ガンガン連載分のネタバレも含むのでアニメオンリーの方は注意してかださい

ついに来たよスペシャルエピソード13局!
タイトルは『混戦』。
漫画連載の方は13話『再会』、14話『混戦』となっているので、どうやら2話分を詰め込んだ模様。
OPアニメは無く、クレジットと共にいきなり次鋒戦が開始されている。

淡「おかえり、テルー」
誠子「お疲れ様サマです!」
とうとう描かれた王者・白糸台の控え室。
淡の声が想像以上に高ぇ!
こりゃ慣れるまで時間がかかるかもしれない。
そして初めてまともなセリフをしゃべった淡のインパクトに隠れているが、亦野さんの「サマサマです」をスルーしてないけない。
連載のときも今回もほとんど誰も触れてないけど、あらためて音声で聞くと相当おもしろいセリフだよ!

ドラゴン復活の儀式のついでに反省会…………という名のクロチャー弾劾裁判。
松実玄によってノーマルからドSに目覚めた紳士のみなさん、数ヶ月ぶりのエサだよっ!
みんな大好き涙目クロチャーだよ!
ていうか、あらためて見て、連携に気づいてなかった玄ちゃんフルボッコすぎてワラタ(阿知賀メンバーからも、視聴者からも……)。
なんでや!
こういうところが玄ちゃんの魅力やないか!

ある意味で今回の主役、二条泉の後援会発言はカット。
……うーん、どうなんだろうね。
確かにここを省くことで戦犯度は薄れ、フォローになったかもしれない。
けど、こういうコスいというか、1年生らしくない大局を見据えた視野の広さは泉のすごくいい部分だと思う。
たまたま今回は結果が悪かっただけで、泉のこういう志向はいずれ必ず大きな成功を掴むことになるはずだ。
個性あふれるこのセリフはカットしてほしくなかったなぁ。

シャープシューティング!!
黒ストじゃなかった菫さんに落胆したドMは多いと聞く。
照のコークスクリューにも言えることだが、やはり漫画とアニメでは当然演出が違ってくる。
アニメであるがゆえに動きが必要なので、いきなりズドンというインパクトは得られない。

これを超える見開きなどもう無いのではないかというぐらい衝撃だった。
アニメが12話で中途半端に放映終了し、このまま勢いも失速していくのではないかと思われた阿知賀編。
そんな杞憂を一発で吹き飛ばした「ロン(物理)」のインパクトは今でも忘れることができない。



クセになるこのテンポ。
麻雀リョナという新たな境地を開いた二条泉はほんま名役者さんやでぇ……。

見る者を半笑いにさせる自称高1最強さんをセンターに据えたカッコいい千里山レギュラー図。
アニメオリジナルの素晴らしい仕事です。
このときのBGMもよかった。
1期の曲らしいけど全然聞き覚えないなぁ。



泉無双にも程があるっ!
次鋒戦の(視聴者的)MVPは間違いなくアナタです。
すばらでしたよ……。


しかし実際にここからはじまるのはレジェンド無双だった。
これ以降、彼女が「レジェンゴwwwwww」などと嘲り笑われることなどはもうありえないだろう。
それにしても宥姉のかわいさはとどまることを知らない。
あざといのは百も承知なのに、それがわかった上でもたまらんのだ!

鋭い眼光に最初は怯えていたが、いざ本番となればものともせずに跳ね返す強さを見せる松実宥。
ここがカットされていたのは非常に残念だった。
矢をかわすどころか、逆に相手のハートを射抜いて骨抜きにしてしまう大正義宥姉。
今や一大派閥となった宥菫というカップリングを生み出した名シーンなのにもったいないもったいない。




背景がやばいのは気にするな!
大エース、セーラ出陣。
今でこそ怜が先鋒を任されてるが、やはり千里山の真のエースはセーラだと思う。
頼り甲斐があるというか精神的支柱というか、彼女が中堅にいるだけで心強さが半端ない。
セーラが座ることによって最近中堅の重要さを理解できてきた気がする。
姫松の伝統は正しかったんだね!

いちいち鳴く動作がかっこいい。
アニメで一番映えてるのが憧なんじゃないだろうか。
紛うことなき中堅戦の主役である。




フナQの魔物講座。
アニメでは咲さんの名前をはっきり言ってた。
毎回思うが、今では踏み越えられてしまった中ボス的存在である天江衣の格が落ちない、そのしっかりとした世界設定は咲-Saki-ならではの奥深さである。
キャラを大事にすることにかけては右に出るものがない作品だろう。

ついに迎える禁断の南4局。
11牌の仕込みで役満は必至か!?
ハーベストタイムのイメージ映像、ぶどう園の演出も気合が入ってる。
が――――

Σ( ̄□ ̄;)!!
おまえが言うんかいッ!?
いや、まあ確かにこのナレーション部分、自分で言わな他に言う人おらんわな。
ここでいきなり中田譲治が入ってきてもズッコケるだけだし。
しかしおかげでたかみーにはポエムキャラという恥ずかしい特性がついてしまった(ノ∀`)
良かったのやら悪かったのやら……。
謎の池からエンディングの新PV2へと繋がって13話は終了。
前回PV1からの修正点「解き放つ想いと~~見つけに行くから」部分の阿知賀ラッシュが最高すぎる!

灼のボーリングツモ
↓
憧の速攻鳴き
↓
石橋にたたずむ宥、そして玄(万里の長城はボツになった模様)
↓
しっかりと一歩を踏み出す穏乃
ここだけでご飯何杯でもイける。
今のところアニメスペシャルエピソードで一番良かった部分だと思う。
いや~、ほんまかっこええわ~~。


ちゃんと次回予告もついてた。
麻雀界……いや、団体戦を行うすべての競技に革命を起こした秘技"リザベーション"がついにアニメで動く!!
レーティングは大丈夫なのか!?
放送禁止にならないのか!?
過去最高に期待を背負って次回に続く。
AT-Xでの14話初回放送は2013年1月29日(火) 19時30分~20時00分なり!
【まとめ】
やはりまあ、詰め込みすぎというかなんというか、これを1.5倍ぐらいの長さでやれば丁度いいのかもしれない。
セリフもみんなすごい早口だったし、手牌とかせっかく作りこんであるのに映るのは一瞬で、麻雀的には何が何やらわからない部分も多い。
アニメオンリーの人にはちょーっと厳しかったねぃ。
あわあわ声高すぎ問題はそのうち慣れてくるでしょう。
後の魔物モードとのギャップを狙ってそういう演技指導がなされているのではないだろうか。
フナQの人は普通にハマってた。
……あのフナQが声だけで普通に美少女化してしまうなんて、やはり声優の力というものはすごいんだなぁ。
しかし次回の目玉でもあるゲテモノモードをしっかり演じきれるのか、逆に不安になってくる。
――美少女化して不安が生まれるとは、なんて
次回は中堅戦決着、そして今のところ阿知賀編で一番おもしろいと評判の副将戦。
上がりに上がったハードルを超えられるのか。
リザベーション期待しております!

憧「また見てね♪」
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